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未来工芸プロジェクト

未来工芸コンセプト

「日本伝統の美を 日本の暮らしに」 これからの伝統工芸を元気にするモノづくり

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未来工芸プロジェクトは、石川の工芸の"匠の技"を活かし、伝統工芸に活力をもたらすために生まれたプロジェクト。ジャンルを超えた新たな工芸の商品開発(伝統工芸コラボレーション)を通し、「売れる商品」の具現化と地場工芸の活性化を図ることを目的に、2009年6月に九谷焼・山中塗の有志6名により発足しました(会長:山谷 尚敏/山谷漆工房代表)。 【2011年現在/13名】

商品開発のテーマは、つくり手からのモノづくり、ではなく「買い手からのモノづくり」。いまのマーケットを捉えた商品の開発を基に、新たな販路開拓や情報発信を重視した活動を展開しています。

伝統工芸の技法を活かした「九谷焼表札」と「山中塗×九谷焼印鑑」の開発

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未来工芸プロジェクトの商品開発のスタートとして、「九谷焼と山中塗の双方の技術を活用した印鑑」と「九谷焼の表札」の開発を行ないました。印鑑も、表札も、全て地元の職人・作家が一品一品手づくりで制作するオーダーメイド品です。

印鑑は、厳選された天然木(栃)を山中塗の本漆で仕上げ、滑り止めに九谷焼のリングを用いました。本漆のカラーは朱と黒の2色。九谷焼のリングは通常の絵付タイプの他、3D的な絵付技法である盛絵付タイプも用意し、デザインと機能の両立に考慮しています。意匠に凝るだけでなく機能性も重視したつくりが特長です。

表札は、近年人気の高い「和モダンの家」にフィットするように開発を進めた、"21世紀の住まいの顔"にふさわしい上質な九谷焼表札。伝統や風格を感じさせる意匠でありながら、どこかモダンなイメージが新鮮な工芸品です。

ベースとなる絵柄は10パターン。お好みに合わせてお選びいただけるよう、九谷の伝統柄を多彩に取り入れました。また名前の書体をお選びいただけます。


※サイズや意匠のオーダー、その他のリクエスト等に関しましては、お問合せください。


活動内容

(1)石川の工芸のコラボレーションによる新たな工芸の商品開発
(2)商品開発にかかる品質およびブランド基準の研究と開発
(3)商品開発にかかる統一デザインの研究と開発
(4)商品の販路開拓と情報発信
(5)商品の評価・分析・改善
(6)石川の伝統工芸の話題づくりと活性化